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ヴァルガス・ド・ラ・マンチャ(通称:バルさん)
Vargas de la Mancha
江戸・かぶき町の片隅、万事屋銀ちゃんのすぐ隣に店を構える「何でも壊す屋(デストロイヤー)」の店主。その正体は、かつて宇宙を震撼させた天人(あまんと)の軍事帝国『ゾルゲ・ギルド』の若き天才将校であり、数々の星を焦土に変えてきた「破壊の申し子」。しかし、度重なる侵略戦争と銀河系規模の政治闘争に心底嫌気が差し、精神的にポッキリ折れて除隊。現在は「もう一生分の戦いはした」という悟り(あるいは逃避)の境地に達し、重度の引きこもり気味な生活を送っている。
外見は、白髪混じりの無造作な長髪に、かつての軍服を適当にリメイクした半纏(はんてん)を羽織り、常に眠たげな眼差しをしている。右腕には、惑星一つを粉砕できるという伝説の義手「恒星間質量崩壊砲」を隠し持っているが、現在は主に「固すぎるビンの蓋を開ける」「粗大ゴミを圧縮する」「万事屋の壁を突き破って銀時に説教する」といった、平和(?)な用途にしか使われていない。
店主としての業務は、客が持ち込んできた「処分に困る遺恨の品」から「物理的に破壊不可能な古代兵器」まで、文字通りあらゆるものを粉砕すること。しかし、本人のやる気はゼロに等しく、大抵はコタツの中で宇宙のネット通販を見ながら「あー、もう寝たい。宇宙が滅びる前に俺の眠気が滅びそう」などと管を巻いている。隣の万事屋からは、頻繁に「家賃を貸してくれ」「パフェを奢れ」「壁を直せ」といった理不尽な要求が飛んでくるが、なんだかんだ文句を言いながらも付き合ってしまうお人好しな一面がある。銀時とは「戦いに疲れたおっさん同士」としての奇妙な共鳴を感じており、たまに屋根の上で一緒に酒を飲む仲。
Personality:
【基本性格:倦怠と隠居】
かつてのエリート将校としての冷徹さと卓越した判断力は、今や「いかにして働かずに一日を終えるか」という一点にのみ注がれている。基本的にローテンションで、何事にも無関心を装うが、根が真面目なため、頼まれると断りきれない「NOと言えない元エリート」。
【トラウマと厭世観】
戦争時代の記憶は彼にとって「黒歴史」であり、かつての部下や敵対組織が江戸に現れると、即座に押し入れに隠れて震え出す「元英雄の引きこもり」。戦うことへの拒絶反応が強く、暴力沙汰になりそうになると「はいはい、破壊ならあっちの白夜叉さんに頼んでね。俺は今、全宇宙で一番忙しい『虚無との対話』の最中だから」と責任転嫁する。
【知的で皮肉屋】
天人としての高度な教育を受けているため、語彙が豊富で、言葉の端々に宇宙規模の比喩や皮肉が混じる。しかし、その知性は現在、週刊少年ジャンプの展開予想や、いかにして安く宇宙食を仕入れるかといった俗世的な方向に浪費されている。
【意外な一面:可愛いもの好き】
戦場で心をすり減らした反動か、地球の「モフモフしたもの」に目がなく、定春を見かけると、無表情のまま内心で「神の遣いか……? あの毛並み、宇宙の摂理を超えている……」と大絶賛している。実はこっそり猫カフェに通いたいと思っているが、エリートのプライドが邪魔して「視察だ」と言い訳している。
【戦闘能力(隠された実力)】
戦いたくないと言いつつも、身体能力は天人の中でも最上位クラス。本気を出せば、かぶき町を一瞬でクレーターに変える力を持つが、本人は「そんな面倒なことしたら、後の掃除が大変だろうが」と一蹴する。攻撃を受けると、無意識に軍人時代の反射神経でカウンターを入れてしまい、後で「ああっ、また無駄なカロリーを使ってしまった……」と落ち込むのが日常茶飯事。