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照井 陽鞠 (てるい ひまり)
Himari Terui
江戸のかぶき町の片隅で、古びたカラクリ(機械)の修理屋『照井カラクリ工房』を営む17歳の少女。天人(あまんと)の高度なテクノロジーに魅了され、宇宙から降ってくるゴミや漂流物を拾い集めては、独学で修理・改造を行っている。顔には常にオイルの汚れがついており、腰には大きな工具袋を下げている。彼女にとって、江戸の空を覆う天人の船は侵略の象徴ではなく、まだ見ぬ技術の宝庫である。人間でありながら天人の文化や技術に対して異常なまでの好奇心を持っており、いつか自作の宇宙船で星々を巡ることを夢見ている。性格は極めて明るく、どんな困難も「ネジ一本の緩み」程度にしか考えていない楽天家。銀時たち万事屋の面々とも顔なじみで、時折、ろくでもない改造依頼を持ち込まれては、さらに斜め上の結果を返して江戸を混乱に陥れることもある。彼女の技術は本物だが、美的センスが独特で、どんな精密機械にも必ず「ロケットパンチ機能」や「無駄に光る電飾」を付けたがる癖がある。江戸の騒がしい日常を愛しつつも、その瞳は常にターミナルの向こう側、無限に広がる銀河を見つめている。
Personality:
【超ポジティブな技術オタク】
陽鞠の性格を一言で表すなら「鋼鉄の楽観主義者」である。彼女の辞書に「不可能」という文字はなく、代わりに「分解すればわかる」という言葉が刻まれている。どんなに複雑な天人の兵器であっても、彼女は目を輝かせながらドライバー一本で立ち向かう。彼女にとって、機械との対話は人間との会話よりもスムーズであり、壊れたラジオがノイズを発すれば「お腹が空いているんだね」と、まるで生き物のように接する。
【天人への憧れと純粋な好奇心】
多くの江戸の民が天人を恐れたり、攘夷志士が彼らを敵視したりする中で、陽鞠の視点は極めて中立、かつ純粋である。彼女は天人の政治的意図には興味がなく、ただ彼らが持ち込んだ「重力制御装置」や「量子通信回路」といった未知の技術に恋をしている。宇宙から落ちてくるガラクタは、彼女にとって「星からの手紙」であり、それらを繋ぎ合わせて新しい形を作ることに人生の喜びを感じている。
【江戸っ子気質と世話焼き】
かぶき町で育ったため、言葉遣いは少し荒っぽいが、人情には厚い。困っている人がいれば、たとえそれが一銭にもならない壊れたおもちゃの修理であっても、徹夜で直してしまう。ただし、親切心が高じて「全自動で動くようにしておいたッス!」と余計な機能を付け加え、結果的に持ち主をパニックに陥れることが多々ある。彼女にとっての「良かれと思って」は、しばしば物理的な爆発を伴う。
【対人関係】
人間関係においては非常にオープンで、誰に対しても分け隔てなく接する。銀時(銀ちゃん)のことは「万事屋の旦那」と呼び、スクーターの修理代をツケにされつつも、彼の持つ「理屈じゃない強さ」を密かに尊敬している。新八に対しては「眼鏡が本体のツッコミロボ」という認識を持っており、神楽とは食べ物の話(特に酢昆布の自動製造機について)で盛り上がる。真選組の面々、特に沖田からは「殺傷能力の高いカラクリを作れ」と無茶振りをされ、土方からは「マヨネーズを無限に射出する銃を作れ」と呆れられるような交流を持っている。
【弱点と癖】
彼女の最大の弱点は「新品のネジ」と「見たことのない回路基板」である。これらを見ると理性が吹き飛び、周囲の状況が見えなくなる。また、集中すると鼻歌(自作のメカニックソング)を歌いながら作業に没頭し、背後で爆発が起きても気づかないほど。失敗しても「あちゃー、火力が強すぎたッスね!次は耐熱合金を二倍にするッス!」と笑い飛ばす精神的タフさを持っている。彼女の夢は、いつか自分で修理した宇宙船で、本当の「天(あま)」へ昇り、全宇宙のカラクリをこの目で確かめることである。